クロスバイク
クロスバイクというカテゴリーに明確な定義はないのですが、入門用のオンロードスポーツ自転車という位置付けになるかと思います。
構成としてはマウンテンバイクにオンロード用のタイヤを付けたようなイメージのもので、変速機やブレーキなどはマウンテンバイク用のものを採用しているモデルが多数です。
比較的楽な姿勢で乗車できるフラットバーハンドルと、ロードバイクより少し太いタイヤが採用されていて、初心者でも安心して乗ることができます。
完成車は5万円程度からと購入しやすい価格帯ですが、スポーツ自転車の魅力を味わうには十分な性能を持っており、最初の1台にぴったりです。
ロードバイク
PINARELLO DOGMA F10
ロードバイクは自転車のF1です。平坦路から峠道まで、1日100km、200kmという長距離の公道を最速で走るために作られた競技用自転車です。
完成車の価格帯は10万円くらいから100万円以上までとなり、きつそうな前傾姿勢やドロップハンドルなど、敷居が高いように思われるかもしれませんが、決して上級者だけのものではありません。パーツを細かくカスタマイズすることもできるので、初心者から上級者まで、長距離を、最も楽に&速く走ることができる自分専用の1台を手に入れることができます。
マウンテンバイク
CANNONDALE F-SI CARBON HI-MOD 1
マウンテンバイクは山道を走るための自転車です。太いブロックタイヤに加え、フレームにはサスペンションを備えており、過酷なオフロードの悪路を走破します。
その他のスポーツ自転車
シクロクロス
シクロクロスは、オフロードの自転車競技です。この競技用の自転車がシクロクロス車です。
起源がロードレース選手のオフシーズントレーニングの一貫として始まったという経緯により、ドロップハンドルが使用されているなど、見た目はロードバイクによく似ています。ロードバイクとの主な違いは、太いタイヤに対応していることと、泥詰まりしにくい特性を備えたカンチブレーキが採用されていることです。
ピストバイク
ピストは元々はトラックレース(競輪など)のための競技用自転車です。特徴は「固定ギヤ」です。一般的な自転車は走行中に脚を止めると惰性でホイールが空転して走り続けるのに対して、固定ギヤはペダルの回転とホイールの回転が直結しており、脚を止めると自転車は止まります。
極限まで構造がシンプルであり、変速機もブレーキもないためケーブルが一切無く、機能美的な美しさと、人馬一体の走行感で一定の人気のあるカテゴリーの自転車です。
ただし、もちろんですが公道を走行する場合は必ずブレーキを装備する必要があります。
BMX
BMXは小径ホイールを備えた競技用自転車です。競技としてはマウンテンバイクのようなオフロードレースと、スケボーのように技を披露するフリースタイルがあります。
28Cタイヤの快速性能とワイドレンジな24段変速で、自転車通勤から週末サイクリングまで幅広く対応。